春日井JFC 活動の基本理念

・サッカーを通して、子どもたちの心身の育成を図る。 

・営利を目的とせず、地域で子どもたちを育てる基盤となる。 

・子どもと父母を中心に、団体に関わるすべての人たちの和を大切にする。

 

春日井JFCの会員は子どもですが、その子どもを育てるのは父母でありコーチであり子どもたちに関わるすべての人々です。


そして、その育成に「サッカー」という媒体を用いることが春日井JFCの特徴です。


サッカーというスポーツを通し、仲間を思いやる気持ちや頑張る気持ちを育てたり、他チームとの交流を深めるとともに、サッカーの技術の向上と体力の増進を図ることが春日井JFCの基本理念です。

  

また、春日井JFCは社会体育の団体であり営利を目的とはしません。

子どものサッカーにおける心得

1. 子どものサッカーは『遊び』であり、それは『楽しく』なくてはなりません!

子どもたちが初めてピッチで行うサッカー、それは『ハードワーク』ではなく、『遊び』であるということを忘れないでください。第一印象はとても大切です。

すぐに、子どもたちの生活の一部になるようにしてあげてください。

子どもたちを遊ばせてあげてください。楽しませてあげてください。

そして何よりも、試合の『結果』ではなく、子どもたちがプレーを『楽しむ』姿に満足してください。

 

2. 子どものサッカーで最も大切なことは、仲間と一緒にプレーすることです。

むかし、私たちは公園や近所の芝生で友人と会い、サッカーをしていました。そこには『楽しさ』があったはずです。現在でも大切なのは、子どもたちが仲間と一緒にサッカーをすることなのです。

この友情がチームスピリットを築いていくことになるでしょう。

 

3. すべての子どもに同じ時間プレーさせてあげてください。

誰もがプレーをしている時が楽しいのです。その一方で誰が将来優れた選手になるか分かっている人もいません。

なぜなら『少年のスター』が『大人のスター』になることはむしろまれなのですから。

地域のチャンピオンシップはそれ自体が目標ではありません。

誰もが同じ時間プレーできるようにしてあげてください。いろいろなポジションを経験させてあげてください。誰もが可能性を秘めているのです。

 

4. 子どもたちに『勝ち』と『負け』の両方を学ばせてください!

子どものサッカーで大切なことは、試合でも練習でも力を均等にすることです。

誰も負けたくないし、かといって2倍の得点で勝ってもおもしろくないはずです。

『勝ち』『負け』の両方を受け入れることを学ばせてください。

大人が『負け』を受け入れることができたなら、子どもたちもそれを自然に学ぶことができるでしょう。

サッカーは誰もが勝ち、そして誰もが負けるチームスポーツです。

勝てば、誰もがその勝利を『自分のもの』として家まで持ち帰り、負ければそれは皆で分け合えばよいのです。

 

5. 子どものサッカーには、バラエティーに富んだ活動が大切!

オールラウンドなスポーツ経験は、サッカーのスキル向上に大いに役に立ちます。

子どもたちには、いくつかのスポーツに参加するように勧めてあげてください。またそれが可能なようにコーディネイトしてあげてください。

 

6. 子どもにとっての『楽しいサッカー』に一緒に作り上げていきましょう!

子どものサッカーは、またゲームをしたいと思わせるようなポジティブな経験でなくてはなりません。

そのような楽しいゲームの中でグループにおける役割や、身体面の強化を図っていくべきでしょう。

大人は、子どもの『誰もが』サッカーを楽しんでいるかどうかを確認してあげてください。そしてあなたは常に手本であることを忘れないでください。子どもは“真似の天才”です。

そして、あなたの『言ったこと』ではなく、あなたの『行い』を真似るのです。

親のための心得

1. 試合や練習は見に行ってあげましょう。

子どもはそれを望んでいます。子供と同じ土俵の上で見てみましょう。

 

2. 試合ではすべての子どもを応援してあげましょう。

自分の子どもだけではいけません。チーム全体の子供は自分の子供として接してください。

 

3. 調子の良い時だけでなく調子の悪い時も勇気づけてあげましょう。

批判してはいけません。

 

4. チームリーダーを尊重してあげましょう。

彼らの判断に圧力をかけないようにしましょう。いい結果でも、悪い結果でも子供たちの判断を尊重しましょう。

 

5. レフェリーの判定を尊重しましょう。

レフェリーの判定を批判してはいけません。レフェリーも人です。時には間違えもあります。ミスを次に生かしてもらえるようにサッカー仲間としてリスペクト。

 

6. 子どもが参加することを刺激し、勇気づけてあげましょう。

プレッシャーにならないように。

 

7. 試合がエキサイティングだったか、楽しかったか、聞いてあげましょう。

結果だけを聞くことのないように。

 

8. サッカーにふさわしい、節度ある用具を準備してあげてください。

大げさになってはいけません。

 

9. クラブの仕事を尊重してください。

積極的に親のミーティングを持ち、どのような態度で臨むべきかを話し合いましょう。

 一番重要なのは子供のたちの成長に一番いいことをすることです。親の満足感、大人同士のつながりを保つためにならないようにしましょう。

 

10.忘れないでください。サッカーをするのはあなたの子どもです。

あなたではありません。